内田×吉本対談

2008年6月23日 読書
昨日日記を書いてから机の上を片付けていたら、内田樹と吉本隆明の対談コピーが出てきた(「文藝春秋」08年7月号)。

再読してみて、やはりこのお二人は波長が合っていると感じました。多分、初対談だと思うんですけどね。

例えば吉本が、「みんな裸のまま社会を生きていて、肌身に何かが直に突き刺さってくるような感じを受けているんじゃないかと思うんです」と発言する。吉本を嫌う人は、まずこういった学問的ではない、感覚的な言葉に反発するが、内田は「その肌身に突き刺さるという感じはよくわかります」と返す。

互いの言葉が活きていて、改めて、大変面白い対談でした。

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